世界中にいろいろなパワースポットがある。日本で言えば、天河神社。地磁気の流れがとても強いところとして有名で、結構、アーチストに人気がある。アメリカの場合は、たぶん、セドナがもっとも有名だろう。

セドナは、ボルテックス・パワーが強烈なところで、白人が入植する前は、ネイティブ・アメリカンの聖地であった。現在は、ニューエイジ系のヒーリング・スポットになっていて、大規模リゾートからちょっと隠れ家風のヒーリング・スペースまで、様々な宿泊施設が並んでいて、マッサージや瞑想やボルテックス・スポット・ツアーなどのサービスを提供している。もちろん、サイキックもたくさんいて占いをしてくれるし、ニューエイジ・ショップに行けば、クリスタルやパワーストーンや各種ニューエイジ・ブックやＣＤなどが販売されている。セドナは、まさにアメリカのパワースポットとして、ニューエイジやヒーリングの聖地のようになっている。

２月の連休の前後にちょっと休みが取れたので、短い間だったけど、そのセドナに行ってきました。でも、どうせ、アリゾナ州まで行くんだからと言うことで、フェニックスをぶらぶらして、それからグランド・キャニオンにまで足を伸ばしたので、セドナは実質一日だけだったんですが、でもまあ楽しめました。冷やかしに街を歩くだけでも楽しめます。

僕は、「スピリチャルでアートな日々」なんてブログを恥ずかしげもなく書いていますが、実のところは、どうもこの手のサイキックやニューエイジ系は苦手です。前世占いとかパワーストーンとかスピリチャル・ヒーリングとか、まあ、そういう能力を持った人がいることは認めるし、中にはほんとうにパワフルな人がいて、占いが当たったり、癒されたりするかもしれないとは思うけれど、どうも「だから何？」という気がしてしまいます。これにお金を払う気はしません。もしかして、単にけちなだけでは？という突っ込みが聞こえてきそうですが、ということで、ニューエイジ系のショップ見物は早々に切り上げて、さっそく、ボルテックス・パワー・スポットに向かいました。

ボルテックス・パワーが強いところは、ダウンタウンから少し外れた岩山のあたりにあります。車ですぐ側まで行けるので、結構、簡単に行けます。場所にもよりますが、車を止めてから、岩山の頂上に行くまで大体１０分から長くても４〜５０分ぐらい。運動不足の僕には若干厳しいものがありましたが、たまには運動が必要ですよね。各スポットは州立公園になっていて、誰でも入れます。アメリカらしく、ちゃんとボルテックスの強さを測定しているようです。さすが。。。。。

で、ボルテックス・パワーの効果ですが、私は結構、パワーを感じました。気のせいかもしれないですけど、スポットに近づくにつれて、額の一点が圧迫されるような感じがしてきて、それがどんどん強まる感じです。まさか、自分がボルテックスのパワーを感じる能力があったなんて信じられなくて結構驚きました。もしかしたら、これも瞑想によりチャクラを開発したせい？なんて、ちょっとうれしくなります。

それに、身体も結構エネルギーに満ちてきて、普段、運動なんか全然しなくて山登りなんかした日にはすぐに息が上がってしまうのですが、今回は何の問題もなく、ほとんどロック・クライミングのようなめちゃくちゃな山道を駆け上がるように登っていけたのは驚きました。やっぱり、パワースポットなんですね。

「ボルテックス・メディテーション」という案内書によれば、「出来るだけボルテックス・スポットには、朝早く行って、人がまだいなくて清浄な空気の中で瞑想しなさい。」と説かれています。そうすると、効果が高まるそうです。でもまあ、今回は、いいことにして、周りに人がいる午後のちょっと遅い時間ではありましたが、とりあえず、岩陰に座って軽く瞑想してみました。効果は・・・・。

ここで、「荘厳なビジョンを見た」と言えればかっこいいんですが、残念ながら、風がびゅんびゅん吹いていてそれどころの騒ぎではなく、早々に退散したというのが実情です。とほほ。。。。でも、風がない朝の時間帯にゆっくり瞑想すれば、結構効果はあるかもしれません。

次回は、ちゃんとセドナのリゾートに泊まってゆっくりとヒーリングとか瞑想とかしてリラックスした上で挑戦したいと思います。